はなのブログ

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移民受け入れ事実上解禁ですね

今から25年くらい前のことになりますが

私が、高校を卒業し、最初に入った職場には

日系ブラジル人の人たちも働いていました。出稼ぎの労働者の人達です。もちろん、昼の休憩時間の時なんかは日本人と日系人それぞれグループを作っていたわけですが、それでも日系人で日本語が出来る人の通訳を介して話すことはたまにありました。

外国人登録証はこんな感じだよ 

 とか

ブラジルに帰るまで飛行機で1日かかるんだ        エエーッそんなにかかるのぉぉー

とかたわいの無い会話でした。彼らは長い休みに入るとそれぞれ、故郷に里帰りしてました。でも、生産調整が入ったりすると、休まされたり、正社員の私たちに比べればその待遇は不安定だったかなと思います。

今月発売の文藝春秋に群馬県大泉町についての記事がありました。

大泉町は日系ブラジル人の町。大企業の製造業が多く立ち並ぶ町。小さい頃からそういうイメージがあります。そして、移民と共存するためのモデルケースとなる町だとそう思ってました。

 でも、時代は変わってきて、大泉町にはブラジル人だけでなく、東南アジアなどの他の国々の人間も入って来ていると。ブラジル人には高い賃金を払わないといけないので、まだ人件費の安いそれらの国々の人間にとって代わられてきていると。その記事では、将来的にはブラジル人とその他の国の人間でいざこざがおきるだろうと書いています。

それよりも、日本人住民が日系ブラジル人にわだかまりを持っていたことが考えさせられることです。

キッカケはゴミ出しなどの日常のことですが、そこから生まれる価値観、文化の違いはどんなに取り繕っても埋めることは出来ないのだなぁと思いました。

 安倍内閣は、つい最近、事実上の移民受け入れを表明しました。(経団連の爺たちにギャァギャァいわれたか?)経営者は、安く人件費が押さえられればいいぐらいしか思ってないのでしょう。

隠れ移民大国、日本は先進国で移民受け入れ第4位などと報道されてますね。

 まぁ、下民のことなど知ったこっちゃないって感じでしょうか?世界でも優秀な技能を持つ外国人の獲得競争は激しさを増しています。そんな中で、日本の企業経営者のように人をコキ使えればいい、従業員はただの駒としか思ってない職場に誰が好き好んでやってくるのか?福利厚生などはどうするのか?また、日本の若者にだけ負担をおしつけるのか?結局、真面目に生活している人間が一番バカを見るのか?

ヨーロッパのように、情緒や感情を第一に物事を決め、後々のことを考えないままどうしようもなくなって身動きが取れなくなる日本にだけはなって欲しくないですね!!